GHQ
A「なぁB、部活決めた?」
B「いやまだ。ってか入らなくてもいいかなって思ってるんだけど。」
A「うちの学校、部活入らなきゃならないらしいぜ。」
B「えっ、まじかよ…。」
A「うちの担任が、なんでもいいからとりあえず入れ、って。」
B「めんどくせぇな…仕方ないから今日からどっか仮入部でもいくか。」
A「そうだよなぁ…おっ、Cじゃん。」
B「ほんとだ、おーーいCー。」
C「あっ、AとB。どうしたの?」
A「Cはもう部活決めた?」
C「部活?あぁ、決めたよ。僕GHQ。」
B「は?なにそれ、マッカーサーにでもなるわけ?笑」
C「ははは、おもしろいね。じゃあ僕帰るね!」
A「えっ、おい、部活入ったんだろ?行かなくていいのかよ。」
C「今から行くんだよ、それじゃ!」
A.B「お、おう。」
GHQ 〜Go Home Quickly〜
相変わらずテキトーでごめんなさい。笑
まったねー♪
プロ野球応援歌特集2『2001年大阪近鉄バファローズ(選手応援歌編)』
ちくりんです。
プロ野球応援歌特集、今回は趣味全開もいいとこです。大正義、大阪近鉄バファローズの応援歌を紹介していきます。
皆さん知っていますでしょうか。2004年まで存在した大阪近鉄バファローズというチームを。今はかつてのオリックスブルーウェーブと合併してオリックスバファローズというチームになりましたが、いてまえ打線の名のごとく打って打って打ちまくる夢のようなチームでした。
特に私がはじめて野球場に足を運んだ2001年。近鉄の魅力に私は興奮が止まりませんでした。今でこそオリックスファンという風に言われがちですが、厳密にはちくりんはバファローズのファンです。(最初に見に行った試合が近鉄対オリックスだったのも今となっては感慨深い。)
そんな近鉄バファローズの応援歌を皆さんにも聞いてほしい。そんな一心でこの記事を書かせてもらうことにしました。単純に内容が盛りだくさんということもあって、今回は選手個人の応援歌についてのみ扱うことにしています。チャンテ系は別の記事としてまとめますね。
歌詞も掲載しておくことにします。近鉄に関してはほんとにどの応援歌も好きで未だにこのころの全曲余裕で歌えるくらいには愛してます。
それでは魅力を伝えつつご紹介していきます。
1.前奏のかっこよさ
近鉄の応援歌を語る上で外せないのが前回も取り扱った前奏。今のオリックスバファローズはファンファーレ型の前奏がほとんどですが、この頃の選手応援歌は本編と一体化型の前奏です。
代表として個人的に好きなのは大村直之選手と、川口憲史選手の応援歌です。
大村選手
オリックスバファローズ 大村選手応援歌
【歌詞】
前奏(磨き上げられた その足で 踏み出せ 核弾頭)
駆け抜けろ速く 勝利への道を スピード上げて走り出せ ホームべ-スめざして
川口選手(復刻試合のT-岡田選手)
2015/5/3 大阪クラシック T-岡田 応援歌 川口憲史
【歌詞】
前奏(ほと走る 激しき 稲光)
ここで魅せたれ一打 憲史の一打 夢と希望を胸に秘め 沸き立つスタンドヘ
いやー、かっこよくないですか。
大村選手の前奏いいですね、パンチ力のある位置だと快速飛ばして走る1番打者である大村選手の特徴を非常によくあらわした応援歌でとても好きです。
川口選手の応援歌は本当に好きです。まず歌詞もかっこいいし、メロディもかっこいいし。実は合いの手というか、シャウト部分があって、ここで魅せたれ一打(ウリャー)とか、夢と希望を胸に秘め(ドリャー)とか。結構やってて楽しいんですよ。
で、前奏って、その楽しい応援が始まるんだ、みたいに気持ちを高めてくれるんですよ。この2つの前奏は流れた瞬間テンションの高揚が尋常じゃないです。
2.重みのある音
近鉄の応援歌って基本音が重たいんですよね。それがあのかっこよさを生んでるんですけど。女性がかわいこぶってするのに最も適さないなと思うんですよね。玄人好みの応援歌が多いというか。
中村紀洋選手の応援歌なんてそれが顕著ですよね。
中村選手(復刻試合の小谷野)
2015/5/3 オリックス 近鉄 中村紀洋 応援歌 京セラドーム
【歌詞】
我らの期待を そのバットに乗せて ミラクルアーチを 決めろ紀洋
明るい曲調ではないけどほんとにかっこいい。武士道みたいなイメージがある、名曲ですよ。先程の川口選手や大村選手にしてもそうで、ドームに響く重低音が作る空気って独特ですね、結構鳥肌立つくらいの感動です。
武士道をゆく男というイメージの応援歌は近鉄の応援歌の良さですね、的山哲也選手や武藤孝司選手なんかの応援歌も職人気質な男の…いや、漢の応援歌って感じです。一つ一つの音の重みがかっこよくておすすめです。
的山選手(復刻試合の伊藤光)
20130824 近鉄復刻デー 伊藤(的山)応援歌(歌詞付)
【歌詞】
鍛えし力で スタンドぶち込め 恐怖の男になれ 根性ド根性
武藤選手(復刻試合の日高)
武藤孝司選手の応援歌 - 近鉄バファローズ復刻Day(2011.8.27)
【歌詞】
鋭い当たりを見せてやれ 俊敏華麗なバッティング 右に左に打ち分けろ 力の限り突き進め
歌詞が基本POPなワード使ってないんですよねー。チャラい歌詞の応援歌は森谷昭仁選手のものくらいなのでは?
森谷選手
2013.8.25 オリックス 近鉄復刻 森谷昭仁 応援歌 (平野恵)
【歌詞】
風斬り裂くユニフォーム MAX全開フル加速 豪脚足攻ブッチギリ 光速ダッシュの疾(はや)男
メロディはわりとかっこいいんから好きですけど、歌詞は近鉄感が少し薄めのテイストですね、なかなかこの手の歌詞の曲は近鉄にないですね。とりあえずダッシュは奪取にでもしましょうや。
3.他球団でも近鉄感のある応援歌になる
近鉄戦士って独特なんだろうなと思うのは、他球団に移った近鉄の選手に作られる応援歌を聞いた時ですね。漂う近鉄感。
タフィ・ローズ選手や、今も尚現役でプレーしている坂口選手なんかは移籍先で作られた応援歌の歌詞やメロディが近鉄っぽくて嬉しいです。これに関していい動画を見つけましたので掲載しておきます。
ローズ選手(近鉄と巨人の応援歌の交互演奏)
【歌詞】
(近鉄)今進め男タフィ この時にすべてかけて 豪快なアーチを 勝利を待つスタンドへ
(巨人)大海原で暴れろ吠えろ キングタフィ・ローズ 大地揺るがすそのパワー 遥か彼方
多少巨人ナイズされてはいますが、近鉄の応援歌の名残があります。未だにどちらの応援歌も大好きなんですよね…あの55本の記憶が蘇ってきますね。
坂口選手(バファローズとヤクルト)
【歌詞】
(バファローズ)素早く 力強く 先陣を切れ 激闘の中で 紅く 炎(も)やせ 武士(もののふ)の心
(ヤクルト)不屈の魂で 再び挑み 新たな歴史を刻め 魅せろ坂口
坂口選手は近鉄時代からバファローズにいたのですがまだ応援歌が作られていなかったのでバファローズと表記してあります。やはり近鉄魂が宿った応援歌になってますね。ちなみに浜中治選手がオリックスからヤクルトに移籍した時もこの応援歌が使われていました。
4.合いの手が楽しい
川口選手でも述べましたが、シャウトや合いの手がある曲はやっぱり楽しいものです。こうして考えると川口選手の応援歌最強に近鉄の良さを結集しててすごい。
こういうのがあると、初心者でもノれるんですよね。応援歌厨なので自分は歌詞知ってるけど、初めての人でもできる部分があると一体感もあっていいですよね。でまたそこがかっこいいんですよね磯部選手とか特に。
磯部選手
【歌詞】
心熱く燃やせ(今だ) 力込めて飛ばせ 敵を(叩け)強打(かませ) 勝利のために
歌詞を見ていただくとシャウトの位置がわかると思います。ですが実は応援歌の歌詞の中には最後の『そーれそれそれ』が入ってないんですよ。応援歌のCDにもその声ははいいってなかったはず。だから結構知らない人も多いと思います。
つまりこれは、球場に足を運んだ人だけが楽しめる。最高の合いの手が込められたいい応援歌だと思います。この応援するのいつもめっちゃ楽しみにしてました。
その他、水口栄二選手や吉岡雄二選手も楽しいですよ。水口選手の応援歌はHEY!って言いながらジャンプできたり、吉岡選手の応援歌は雄二!っておもっきし叫べたりできるのでいいですね。
水口選手
【歌詞】
気合いを入れて打つぞ(HEY!) 我等の栄二(HEY!) 栄二のバットが火を吹くぞ(HEY!) ホームラン
吉岡選手(復刻試合のバルディリス)
吉岡雄二選手の応援歌 - 近鉄バファローズ復刻Day(2011.8.27)
【歌詞】
秘めたるその闘志 奮わせて(雄二!) 今こそいざ進め 敵を砕け
この2人の応援歌は近鉄の中でも明るめの曲で、今の小谷野選手の応援歌などの応援歌を聞くと思い出したりします。これは余談ですが、ほんとは吉岡選手の応援歌、前半と後半で手の叩き方変わるんだけど、あんまり浸透してないんですよね。
最後に
いかがでしたか近鉄の応援歌。なんかだいぶ語ってしまいましたが、近鉄バファローズの選手応援歌、これだけ知ってれば近鉄マスターですね!(読者の誰が覚えると言ったのか)
最後はおまけで一曲だけ。(しつこい)
現在オリックスバファローズの1軍バッテリーコーチを務めている鈴木郁洋選手(コーチを選手と呼ぶのは抵抗ありますが)です。
実は糸井選手の応援歌を聞くたびに思い出すんですよね。何って糸井選手の応援歌のなかにある「頂へとつながる」って歌詞のリズムが「いーただきへとつーながるー」なんですよね、結構間違えてる人多いですが。
で、そこをちゃんと知ってるちくりんにとって、昔聞いてた鈴木選手の応援歌と似ているリズムだなと感じるんです。
鈴木選手
【歌詞】
鼓動が高鳴る この勝負 荒ぶる心 燃え盛れ郁洋
最初のとこです。「こーどーうーがーたーかなるー」ってリズム。この応援歌あんまり聞く機会がなかったけどすごい好きなリズムだったので、糸井選手に引き継がれて(?)よかったです。
以上です。長々とおつきあいありがとうございました。近鉄のチャンテまとめも今度書かせていただきますので、ここまで読んでくださった方はぜひともそちらも楽しみにしてください。
ではでは、まったね~。
人生の折り返し地点ってどこかを考える。
ちくりんです。
突然謎の画像からスタートしました、今回のテーマは人生の折り返し地点。
実は先日、友人が誕生日を迎えました。そのときに話題になったのが、人生の折り返し地点です。
大体20歳くらいとか言われますが、それってなんでかなと思ったんですよね。経験談的に言われても、ちょっと納得できない。
だったら納得できるように、人生の折り返し地点ってどのくらいかなってのを少し考えてみました。
まずはこちらを用意します。
はい、Nです。アルファベットのN。
数学ではNatural numberの頭文字をとって自然数を表す記号として用いられています。
今回は数学を使った小ネタ的な感じで話を進めていきます。
こういうくだらないこと大好きなんです。
なお、そこまで難しいことはしないので、数学が苦手な方でも読んでくださると嬉しいです。
では、これまでの人生で生きてきた日数をNと置きましょうか。一応、N=1,2,3,…です。生まれた日を1日目と数えるので必ず自然数になりますからね。
で、ここである仮定をします。
これまで人生において生きてきた1日1日がすべて同等の内容を有するものという仮定です。もちろん毎日いろいろなことがあるのでそんなはずはないのですが、ここではそう仮定します。
すると、今日(人生が始まってN日目)を人生レベルで見たとき、その価値は1/Nという風に表されます。要は、N日間の中の1日っていう扱いになるってことですね。これまでの人生の中でって見方をしたとき、Nが大きくなる(生きた日数が増える)につれて、今日ってその中のたった1日に過ぎなくなっていくという考え方になります。
おなじ帰省するにしても、3日間帰省するのと1か月帰省するのでは、1日の重みが変わってくる感覚と似てますね。
じゃあ、これまでの人生の価値を全部足し合わせてみますか。
簡単ですね、(1/1)+(1/2)+(1/3)+………+(1/N)ですね。
さぁて、足し合わせるぞー。しぐま?なにそれおいしいn(ry
とおもったわけですが、Σ(1/N)って無限大に発散するらしく、しかもペタッキ関数とかいう謎の関数使わないと表せないんだってさ。私が知ってる数学じゃ求められないんですって。
…だからどうした。
私が知りたいのは一般解じゃないの。人生の折り返し地点なの。
ということで、エクセルさんにご登場願いました。
せっかくなんで、人生80年生きるとして、80×365=29200日(閏年はカウントしません)分のN、1/N、Σ(1/N)を求めちゃいました。
はい、N=1からはじまって
29200日目の値まで出しました。
この考え方で行くと、80年間で積み重ねてきた人生の価値というのは10.85916と数値化することができました。
で、何度も言うようですが、知りたいのは人生の折り返し地点です。
つまり、80年間で積み重ねることのできる価値が、半分に到達した日を探します。Σ(1/N)が10.85916の半分、すなわち5.42958になるところを探しました。
生まれてから127~128日あたり。
…生後4ヶ月ちょっとって、おい。
まぁここである補正かけます。
ci.nii.ac.jp 2016年8月3日に引用
この論文から、人間の記憶は大体3歳くらいからのものだと仮定します。記憶がはじまってから人生の価値を認識するものとして、365×3=1095日あたりからの中点を探します。
1095日目のΣ(1/N)は7.576182だったので、そこからΣ(1/N)が29200日目の10.85916に至るまでに積み重ねる人生の価値は数値化して3.282978。
このΣ(1/N)の半分である1.641489分を、3年(1095日)時の7.576182に加えた、人生の価値が9.217671になる点を再度探します。
ありました、5655~5656日。大体15歳と半年くらいですね。
…中学校で私の人生折り返してたんですね(苦笑)
こうして考えると20歳にもならないんですね、人生の折り返し地点。
もうすっかり折り返してしまった人生、大切に生きたいと思いました(小並感)。
あっ、ホントにこうなるわけかはわからないということだけは一応付け加えておきます。あくまで私が趣味の範囲でテキトーに考えただけなので。その、15歳より上の方々、すみません。
それではそれでは、まったね~。
プロ野球応援歌特集1『前奏がかっこいい応援歌たち』
ちくりんです。
8月を迎えてしまったみたいですね。オリ姫のちくりんは、7月にバファローズが勝ち越してくれたので気分がスーパーHappy Goodです。
今日はそんなプロ野球界から、応援歌という話題で記事を書かせてもらおうと思います。
というのも、ちくりん実はプロ野球の応援歌厨(自称)なんだよね。12球団どの球団もスタメンくらいなら対応出来ちゃいます。
小さいころからプロ野球を外野席で見ることの多かった私は、いつしか応援を通じて生まれる見知らぬファン同士の一体感を楽しむようになりました。全然知らない人と同じ応援歌を叫びながら応援する快感のために、応援歌を覚えるようになったのです。
で、聞いてるうちにいい曲が出るわ出るわで…その魅力に取りつかれたわけです。
あと中学校の時、私が打席に立った時の応援歌がアンパンマンマーチだったのが結構気に食わなくて今でも根に持ってるし、かっこいい応援歌の人が羨ましかったというのも原因の一つだと思う。
で、今回はその中でも前奏がかっこいい応援歌を集めてみたわけ。
ほんとはそれでベストナイン組みたかったんだけど、個人的に捕手で前奏かっこいいと思う選手いなくて(投手は言わずもがな)7人にしました。
聞き覚えがあるだろうものから、その選手の応援歌注目したことなかったわと言われるであろうものまで、揃っているのではないでしょうか。
あと極力球団は被らないようにしてます。じゃないとオリックス特集になr以下略
ではではいってみよー。
1番センター 岡田幸文(千葉ロッテマリーンズ)
千葉ロッテの岡田選手。割と長めの前奏で、ずっしりとした音が特徴。静かに燃える闘志が現れているような印象を持ちます。
オリ姫のちくりんも、敵チームにロッテを迎えて岡田選手が出ていると応援したくなってしまうくらい、この前奏はテンションが上がります。
2番ショート 大和(阪神タイガース)
言わずと知れた宇宙戦艦ヤマトをモデルにした前奏。これは有名だと思います。
行け~猛虎戦士~や~ま~と~ってわりと普段から口ずさむから阪神ファンと思われることもあるちくりんなんですが(汗)前奏の感じが阪神の応援っぽくてお気に入りです。
3番セカンド 山田哲人(東京ヤクルトスワローズ)
【ヤクルト】山田哲人 応援歌 歌詞付き 東京ドームは、盛り上がる
プロ野球界の応援歌の前奏で一番有名なのではないでしょうか。柳田選手が山田選手の羨ましいところとして挙げたのがこの応援歌。
前奏が付いた当初はもっと前奏のリズムも速かったのですが、最近は動画みたいにゆっくり目に吹いてくれてる演団も多いです。個人的にはゆっくり目のパターンが好きです。
4番ファースト 筒香嘉智(DeNAベイスターズ)
応援歌は知ってる人も案外いるみたいですが、前奏はなかなか知られていないですね。地名によって歌詞を変えてほしいとか思ったこともありますが、ラッパの出す明るい音とリズム感がベイ感出てて好きです。1998年あたりを彷彿させる前奏だと思います。
5番レフト T-岡田(オリックスバファローズ)
オリックス T-岡田 応援歌【チャンスver】 2014.5.6
きましたT-岡田選手。チャンスの時だけはこのようにファンファーレが流れます。バファローズはチャンステーマにも各々前奏としてファンファーレがついていることが多いのですが、選手個人の応援歌で演奏されるファンファーレの中では群を抜いてテンションが上がります。ただし演奏が難しいのでノーミスで吹けることは少ないです。
6番サード 中井大介(読売ジャイアンツ)
中井(小久保)応援歌~VIVA GIANTS(2010.8.9 イースタンリーグ)
正直これはコアですね。実はこれ、かつて小久保裕紀選手がジャイアンツにいた時に使用していたものの流用です。せっかくいい応援歌を引き継いだのに気づいたら新曲できてて私は意味が解りません。
これも演団によって速く吹いたり遅く吹いたりするのですが、前奏がかっこいいと思う瞬間は大体がゆっくりのペースで吹かれたものですね。この動画くらいの感じがかっこいいです。
7番ライト 廣瀬純(広島東洋カープ)
【神戸広島大観衆】広島カープ 廣瀬純 応援歌 2014.5.24
今年度いまだ1軍出場のない廣瀬選手。本編後半を前奏として使っているのですが、まぁかっこいい。こんな鳥肌立つ前奏あるのか、と。これをするためにわざわざマツダスタジアムまで足を運んだこともあります。
歌詞もメロディも半端なくかっこいい。カープファンじゃなきゃ知らない人がほとんどでしょうが、プロ野球応援歌厨を自称するちくりんのランキングでも上位に入るほどの名前奏です。
おわりに
いかがでしたか?
取り扱うことのできなかった球団もありますが、それはまた別の機会にということで。(ソフトバンクとか中日とか登場するのかな…)
今後も何かしらの特集を組んでいくことがあると思うので、これを機に応援歌というものを聞いてみてもらえると嬉しいな♪
というわけで、第一回は終了。もし、応援歌関連でやってほしい企画があったら教えてください。記事にできることなら喜んでしようと思います。
それではみなさん、まったね~。
あっ、自己紹介してないね。
はじめまして、ちくりんです。
竹の生えないところで竹林系アイドルって名乗ってます。
…こういう自己紹介記事を先に書くべきだったよね。順序逆になっちゃった。
しかも一つ目の記事からよくわかんないことやっててごめんね。
このブログなんだけど、twitterの延長みたいな感じでたまーにこっちで好きなように記事書くことにします。
私の趣味について書くような記事から
一つ目みたいにくだらないこと書いてる記事まで
わりと色んなこと書くと思います。はっきり言ってわりと自己満の世界かな。
特に誰に公表したわけでもないから読む人少ないだろうけど、たまにかまってあげるときっと喜びます。
そんな感じ。
興味持って楽しんでくれたら嬉しいです。
それでは、まったね〜。
もしドラ
私は激怒した。必ず、かの自由奔放なバタ子を取り戻さねばならぬと決意した。
一週間も前のことである。私とバタ子はいつものように工場でパンを焼いていた。何の変哲もない一日が繰り返される毎日。しかし、私はそれを幸せに感じながら、その日も生地をオーブンに入れ、パンの焼き上がりを待っていた。
「私はさっき焼けたパンを隣町まで届けに行ってくるわね。」
バタ子はそう言って、パンを持って立ち上がった。パンの焼き上がりには時間がかかる。私は何を疑うでもなく、アンパンマン号に乗って家を出る彼女を見送った。思えばこれが、バタ子がいなくなる前に私と交した、最後の言葉だった。
「バタ子がいないと、暇なんだよなぁ…。」
ふとそんなことを考えていた。バタ子が家を出て、まだわずか十分程度であった。そんな最中、一人の少年がパン工場を尋ねてきた。彼は名をカバ男といった。ひどく焦っている様子だった彼に要件を確認しようとしたその時である。
「ジャムおじさん、大変だよ!バタ子さんが知らない男の人と歩いているのを見たんだ!」
私は絶句した。あのバタ子が、私の知らないところで男と会っていたという事実を、私はどう受け止めたらよいかわからなかった。
思えば彼女の最近の行動は気がかりであった。これまでは食パンマンに頼んでいた配達も、最近では彼女が自ら志願して行うことが増えた。
「その男と会うための時間を確保するためだったのか…。」
私は我を忘れ、彼女が家に帰ってきたときにいかにして問い詰めるか、ただそれだけを考えていた。他のことなど、考えている余裕がなかったのだ。心の中にあったのは、燃え上がるような憎悪の念だけであった。私はいてもたってもいられなくなり、バタ子を探しに家を出た。
「密会現場に突撃して、言い訳できなくしてやる…。」
私は必死であった。しかし、街のどこを探せど、彼女は見つからない。見つかったのは、森の中に乗り捨てられたアンパンマン号だけであった。私は、ただ悲しみだけを背負い、アンパンマン号を回収して帰宅することを決めた。
森を抜け、パン工場に向かう。パン工場に近づくにつれて、私は冷静さを取り戻しつつあった。と同時に、私はあることを思い出した。
「しまった…。」
気付いた時には遅かった。これまでの三十年間、一度も忘れたことはないパンの焼き上がりを、私はすっかり忘れてしまっていたのだ。炎に焼き尽くされていくパン工場を、私はただただ呆然と立ち尽くして見つめることしかできなかった。
消防局の助けもあり、なんとか火はおさまった。しかし、これまで築いてきた町の人々の信頼は、一瞬にして崩れ去った。パンを焼くことのできない私に、メロンパンナやカレーパンマンとの契約金は払うことのできない額となり、アンパンマンを除くパン人たちはやがて別のパン工場への移籍が決定した。食パンマンに至っては、ドキンちゃんとの結婚が決定したらしく、真っ先に私のもとを去っていった。
私は悲しみにくれた。そしてなんとしてでも、工場を再建しようと考えた。しかしそれには資金が必要である。私は、資金集めのために、アンパンマン号とチーズを売りとばし、そこで得た金をギャンブルに使って増やそうとした。
「こんなオーナーじゃついていくことはできない。」
唯一私のもとに残ってくれていたアンパンマンでさえも、私のこの様を見て他の工場との契約を結び、去っていってしまった。
「もう…おしまいだ…。」
もう私には、何も残っていない。私は自らの愚行をただ悔いることしかできなかった。あれから一週間が経ち、日々を惰性で生きる生活が続いていたが、ついにバタ子を取り戻すことを決意し、今日未明、彼女を探しに出ることを決めた。
そのころである。遠くから聞き覚えのある声が、私の耳に入る。
「ジャムおじさ―――――――――――――ん。」
あの声、あの髪型。間違いない、バタ子である。
「今までどこに行っていたんだ。」
私は嫌味を含む口調で言った。すると、彼女は驚くべき言葉を口にした。
「ごめんなさい。実は私、ヤンキースにスカウトされたの!」
はじめは何を言っているのか、私には全く分からなかった。彼女の話によると、自らの体の半分程度の大きさを有する新しい顔を真っ直ぐ投げる肩の強さ、寸分の狂いもなく狙ったところに投げることのできるコントロール、球の勢いをちょうど胴体の真上で殺す絶妙な力加減を評価され、今回ニューヨークヤンキースからスカウトされ、来月行なわれるドラフト会議で一位指名を受けることとなったというのだ。
「じゃあ、近頃会っていた男性は…。」
「ヤンキースのスカウトよ。もう契約は済ませてきたの。背番号は、1よ!」
私は、これまでに彼女を疑った自分が恥ずかしかった。しかし、そんなことはどうでもよかったのである。バタ子が戻ってきてくれた、ただそれだけで私は嬉しかった。そして、女性に養ってもらう、いわばヒモの立場になってしまうことは覚悟の上である提案をした。
「もしよかったら、その契約金でパン工場をもう一度やり直さないか?」
彼女は、すぐさまこう答えた。
「それは無理よ、だって私はあのスカウトと…」
「結局浮気はしてるんか――――――――――――――――――い。」
『もしもバタ子さんがメジャーリーグのドラフト指名を受けたら』(完)