人生の折り返し地点ってどこかを考える。
ちくりんです。
突然謎の画像からスタートしました、今回のテーマは人生の折り返し地点。
実は先日、友人が誕生日を迎えました。そのときに話題になったのが、人生の折り返し地点です。
大体20歳くらいとか言われますが、それってなんでかなと思ったんですよね。経験談的に言われても、ちょっと納得できない。
だったら納得できるように、人生の折り返し地点ってどのくらいかなってのを少し考えてみました。
まずはこちらを用意します。
はい、Nです。アルファベットのN。
数学ではNatural numberの頭文字をとって自然数を表す記号として用いられています。
今回は数学を使った小ネタ的な感じで話を進めていきます。
こういうくだらないこと大好きなんです。
なお、そこまで難しいことはしないので、数学が苦手な方でも読んでくださると嬉しいです。
では、これまでの人生で生きてきた日数をNと置きましょうか。一応、N=1,2,3,…です。生まれた日を1日目と数えるので必ず自然数になりますからね。
で、ここである仮定をします。
これまで人生において生きてきた1日1日がすべて同等の内容を有するものという仮定です。もちろん毎日いろいろなことがあるのでそんなはずはないのですが、ここではそう仮定します。
すると、今日(人生が始まってN日目)を人生レベルで見たとき、その価値は1/Nという風に表されます。要は、N日間の中の1日っていう扱いになるってことですね。これまでの人生の中でって見方をしたとき、Nが大きくなる(生きた日数が増える)につれて、今日ってその中のたった1日に過ぎなくなっていくという考え方になります。
おなじ帰省するにしても、3日間帰省するのと1か月帰省するのでは、1日の重みが変わってくる感覚と似てますね。
じゃあ、これまでの人生の価値を全部足し合わせてみますか。
簡単ですね、(1/1)+(1/2)+(1/3)+………+(1/N)ですね。
さぁて、足し合わせるぞー。しぐま?なにそれおいしいn(ry
とおもったわけですが、Σ(1/N)って無限大に発散するらしく、しかもペタッキ関数とかいう謎の関数使わないと表せないんだってさ。私が知ってる数学じゃ求められないんですって。
…だからどうした。
私が知りたいのは一般解じゃないの。人生の折り返し地点なの。
ということで、エクセルさんにご登場願いました。
せっかくなんで、人生80年生きるとして、80×365=29200日(閏年はカウントしません)分のN、1/N、Σ(1/N)を求めちゃいました。
はい、N=1からはじまって
29200日目の値まで出しました。
この考え方で行くと、80年間で積み重ねてきた人生の価値というのは10.85916と数値化することができました。
で、何度も言うようですが、知りたいのは人生の折り返し地点です。
つまり、80年間で積み重ねることのできる価値が、半分に到達した日を探します。Σ(1/N)が10.85916の半分、すなわち5.42958になるところを探しました。
生まれてから127~128日あたり。
…生後4ヶ月ちょっとって、おい。
まぁここである補正かけます。
ci.nii.ac.jp 2016年8月3日に引用
この論文から、人間の記憶は大体3歳くらいからのものだと仮定します。記憶がはじまってから人生の価値を認識するものとして、365×3=1095日あたりからの中点を探します。
1095日目のΣ(1/N)は7.576182だったので、そこからΣ(1/N)が29200日目の10.85916に至るまでに積み重ねる人生の価値は数値化して3.282978。
このΣ(1/N)の半分である1.641489分を、3年(1095日)時の7.576182に加えた、人生の価値が9.217671になる点を再度探します。
ありました、5655~5656日。大体15歳と半年くらいですね。
…中学校で私の人生折り返してたんですね(苦笑)
こうして考えると20歳にもならないんですね、人生の折り返し地点。
もうすっかり折り返してしまった人生、大切に生きたいと思いました(小並感)。
あっ、ホントにこうなるわけかはわからないということだけは一応付け加えておきます。あくまで私が趣味の範囲でテキトーに考えただけなので。その、15歳より上の方々、すみません。
それではそれでは、まったね~。